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PRESENTER

牡丹スタジオ
現代美術家 黄柏勲

「豊かさ」と「自由」をテーマとしており、本人と環境とのかかわりあいを見つめ、豊かだが寂しい世界を、パステルカラーを用いて表現している。ゆらゆらと漂う浮遊感覚、孤独なもの寂しさ、言葉では言い表せない不確実性が濃厚で、カラフルな色彩とオリエンタリズムにあふれる。

作品はアジアや欧米のコレクターから支持され、毎年展示会を行い、新作で世に問い続けている。最近は国による収蔵計画の対象となり、国際的な現代芸術祭にも展示されており、黄柏勲はアーティスティックな雰囲気と創作力を兼ね備えた現代美術家といえるだろう。

Q & A

Q: 1日の始まりについて教えてください。
もちろん、眼が覚めるまで寝てます(にっこり!)起きると、まず大きなカップでさ湯を飲んで、それからコーヒー。Mailに返信して、仕事に関するメッセージを送信。前の晩のパレットを整理してから、描き始めます。

Q: いつもよく行く場所について教えてください。
一週間のうち四、五日、夕方に近くの河岸公園をジョギングしてます。入り日の残光を見ると、なぜか落ち着くんです。

Q: 最もよく行くレストランを教えてください。
夕方のジョギングのあと、板橋の裕民街ナイトマーケットで、夕食を何にするか考えます。帰宅の道すがらですし、選択肢も多く、おいしい。これといったお決まりの品はなく、いままでに食べたことのない味をさがして食べてます。ある屋台のニンジンジュース、スターフルーツジュースは悪くないですよ!

Q: 仕事を終えた後の楽しみについて教えてください。
アーティストということで、私生活と仕事がミックスしており、「退勤」というのがいつになるのか、わかりにくい。コロナ禍の前だったら、ひとまとめの作品の目途が付いたら、近所の名画座で一日中映画を見てました。いまでは毎晩、寝る前に動画配信サイトでドラマを見てます。

Q:AIの技術がどんどん進歩し、短時間で多くの作品を生成できるようになりました。AIがアーティストに取って代わるのでしょうか?
将来のことはわからないのですが、いまのところ、それはないと思います。しかし、AIの登場で芸術史が変わるかもしれない。200年前にカメラの登場で芸術史が変わったように。

Q:駆け出しのアーティストは収入が安定しません。理想と暮らしを両立させるのに、どんなアドバイスがありますか?
パートタイムで働いてでも、生き残るのが肝心!!アルバイトで生活費を稼ぎながら作品を完成させるというのは、下積み時代のアーティストにとって当然でしょう。

Q: 最近読んだ本は何でしょうか?読後に悟ったこと、またその感想を教えてください。
しばらく前に読んだ「サピエンス全史」は、石器時代から現代までの人類の歴史を概観し、暮らしぶりの変容について述べています。最近は村上春樹の小説を読み直しており、腰が据わり、デリケートでいて、どことなくファンタジックな文体が、自分の最近の作品に似ています。

Q: 台湾の最も面白いと思う場所や惹きつけられる場所について教えてください。
ナイトマーケット!夜になると、珍しいもの、おもしろいもの、何でもありです~

Q: ホテルに宿泊した時に、最も期待されていることについて教えてください。
いつもと違う場所に泊まり、その近所を歩いていると、新しい暮らしが始まる、あるいは新たな体験が待っている気がして、何度泊まっても、わくわくさせてくれます~

Q: 台北イングループ(台北旅店)傘下のホテルの印象についてお聞かせください。
優秀ですね~特にアート作品対応チームは、ホテルに飾る作品をさがして回り、コミュニケーションの過程でアーティストの考え方を尊重しており、これはとても難しいことです。もちろん、協力と提携に感謝しており、いい友達になっています。

 
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